今までハインラインとアシモフの名前を挙げたが、そうなるとA・C・クラークの名前を挙げないと不公平かな。

 かつてアメリカで3大SF作家と呼ばれたこの3人ですね。

 まあ、「あの程度で3大だと、笑わせる」という意見があるのも確かだし、判らないでも無いがね。

 レムとかディックとかヴォネガットとかいるしね。

 他にもステープルトンとか。

 古い作家ばっかりやなあ。

 ま、それはともかく、A・C・クラーク。

 世間一般では通信衛星の考案者として知られるかな。

 SF作家としては、数多くの「科学的な」SFと、何より「幼年期の終わり」「都市と星」等の黙示録的なSFで知られる。

 SFの「古き良き時代」の作家だな。

 その彼がスペースコロニーを理解できなかったのは、その「古き良き」作家性の限界だったとも言えるだろうな。

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