私は、中国が今まで日本への武力侵攻を控えていたのは、情報収集の結果、日本の防衛力、特に潜水艦部隊の力量が、中国海軍などでは手に負えないものだということがはっきり判ったからだと思っている。

 実際、もし開戦したら数日で中国海軍は壊滅したろうと思われる。

 もし日本が弱ければ、とうに侵攻していたのは間違いない。

 だが、では中国(中共政府)は日本を諦めたのだろうか?残念ながらそうではあるまい。

 日本はおいしすぎるのである。

 正攻法では勝てないと判ったら、裏の方法、つまりは卑怯な方法により力を入れて使ってくることになるだけだ。

 中国共産党に卑怯という言葉はない。要は勝てばよいのである。

 彼らにとっては自由主義国家が持つ「自由さ」こそがつけいる最大の「弱点」なわけだ。

 ひとつは日本の「マスコミ」を、その傘下に収めることだ。

 マスコミは「権力を監視する」という一見もっともらしい旗印の下、中共政府の都合の良い論旨を振りかざし、国民の愚かな部分を騙していく。

 言うまでもなく中共政府は言論の自由など(憲法では認められているにもかかわらず)認めていない。

 そして、中共政府は絶対に認めない自由選挙の元で、中共政府の手下を日本の政界に送り込む。

 地方選挙で、金とマスコミを使って手下を県知事に据える。

 沖縄が既に、これらの手法によって中共政府の意のままになっている。

 では何故、沖縄を独立させ、事実上の中共政府の属国にしないのだろうか。

 言うまでもなくひとつは沖縄にある米軍基地である。

 もうひとつは、沖縄県が独立(事実上の中国への併合だが)をさせようとすれば、同じ手法で宮古島をはじめとする重要な島々が沖縄から独立し、日本に回帰するという方法が使えるからだろう。

 下手をしたら沖縄本島すら抑えられない危険があるわけだ。

 こう言うと、アメリカがいる以上中国にそんなことができるわけないと言われるだろう。しかしそうだろうか?

 こういう日本侵攻の方策は、より大規模にアメリカで行われているのである。

 ニューヨークタイムズやワシントンポストというその名も高い(かった?)マスメディアが中国資本の傘下になっているのは有名な話であろう。

 それはこれらが載せる「反日記事」からもよくわかる。

 またアメリカの選挙は金がかかる。

 だから、所謂チャイナ・マネーに抱き込まれるアメリカ政界人は少なくない。

 近い将来、中国系大統領が生まれるとさえ言われる。

 悪夢である。

 アメリカは既に中国の強い影響下にあり、それは刻々と強くなっているようだ。

 それに対する反撃も始まってはいるようだが、さあどうなるのだろうか。

 アメリカは移民の国であり、中国からの移民が大量に入ってきている。

 彼らは自分が自覚するしないにかかわらず、中国の先兵なのである。

 だから日本は絶対に移民を認めてはいけない。

 中国・韓国の移民が大多数になることは間違いない。

 そうでなければ、私も認めるのにやぶさかではないのだが。

 21世紀における世界の最大の問題は、西はイスラム教徒、東は中国であることは間違いないことだろう。