◎ニュータイプの夢と現実・補足(2)

○何故、シャアとアムロは人類の前から消えねばならなかったのか。

 「逆襲のシャア」の最後で、シャアとアムロの二人とも行方不明になってしまいました。

 あれを死んだと解釈するのは間違いでしょう。

 まあ、ある意味では死んだのでしょうが。

 より高次元の存在になったと解釈すべきでしょう。

 シャアとアムロの二人は、もうこの次元にとどまることが難しいほど強力な存在になってしまっていたのではないでしょうか。

 強力すぎる存在がこの世界にいることは、結果として、その存在に頼る人間ばかりにしてしまうのではないでしょうか。

 でなければ、支配下に置かれるか。

 最後の、アクシスを地球落下軌道から放り出した「奇跡」は、その現れであったように思えます。

 この宇宙にはニュータイプだけで構成された世界があり、そこから「お迎え」が来たのかもしれません。

 肉体ごとか精神だけかは知りませんが。

 そしてその「ニュータイプワールド」から地球圏を見守っているのかもしれません。

 シャアとアムロと、そしてララァの3人で。

 彼らはどう生活しているのでしょうか。