HONDAのアコードが、PHEVによく似たコンセプトで作られているらしい。

 基本的にはプラグインハイブリッドで、充電だけで37.6km走る。

 日常乗りには十分な距離だ。

 それを越えて走る場合は、エンジンが発電する。

 ここいらへんのコンセプトはPHEVと同じだ。

 通常はモーターのみで走るが、高速道路ではエンジンが直接使われる。

 高速道路以外では、エンジンは事実上モーター用の発電機になっているとのことである。

 これで日本国内3500kmを走ったレポートによると、平均燃費24.57km/lという燃費をたたき出したとのこと。

 大したものである。

 ただちょっと引っかかるのは、高速走行もモーター走行にして良いのではないかということ。

 何か法律上の問題でもあるのだろうか。

 あるいは、急に完全モーター走行にしたら、ユーザーが戸惑うといった危惧があるのかもしれない。

 あるいは地上最強のエンジンを作ったメーカーのプライドが、車の走行からエンジンをはずすのを躊躇させているのかもしれない。

 だとしたら、それはそれでHONDAの将来に不安を感じさせるものではある。

 それはともかく、アコードだと高額すぎて普通のユーザーには買えないが、将来、この機構がFITなどに降りてきたら、そのときは完全モーター走行になっているのかもしれない。

 それを楽しみに待とう。