ネットで原子力か化石燃料かという論争があったが、その中に「太陽光発電は論外」という意見があった。

 その意見によると、太陽光発電は高価すぎて高負担を覚悟しないと使えないのだそうである。

 苦笑するしかない意見だが、そう思いこんでいるらしい人は少なくないように思う。

 こういう連中は太陽電池は値下がりするという過去の例を見れば明らかな事実がどうしても判らないのである。

 馬鹿じゃないかと思うが、残念ながらこの世界には馬鹿が多い。

 いつ採算ベースに乗るぐらいに値下がりするかと言われれば、過去2年の急激な値下がりによって半額以下になったため、既に採算ベースに乗っていると言っていい。

 もちろん今後も値下がりする。採算ベースに乗るだけではなく、大もうけできるだけコストが安くなるということである。

 またその論争の中で、化石燃料や原子力燃料が100年持つかどうかで議論していたが、太陽光発電は50億年持つ。

 次元が違うのである。

 太陽光発電は論外どころか、太陽光発電以上に将来性がある発電はないのである。