次世代対戦略兵器と原子力

　原発推進派が原発に固執するのは、原発が核兵器を作るために必要な物だというのが一因だ。

　口にするかどうかはともかく。

　それは確かに理解できる。

　しかし現在最強の戦略兵器である核ミサイルという物は、今後もその座を守り続けるのだろうか。

　核ミサイルに対する防衛兵器としてレーザー兵器が考えられる。

　核融合炉の点火用に強力なレーザーが開発されているが、それを兵器に転用することはできないのだろうか。

　現在の対ミサイル防衛網はミサイルによって作られている。

　これはかなり一発勝負である。

　それに対してレーザーは外れたら修正して当てればよいだけだ。

　強力な対ミサイルレーザーは、核ミサイルの戦略的な優位性を無に帰してしまうだろう。

　そうなれば原発の必要性の大きな理由が消えてしまうだろう。