欧米人は昔から中国に対して夢を持ってしまうのだな。

 昔、「チャイニーズ・カメレオン」という、欧米人の対中国観の移り変わりを書いた本を読んだことがある。

 ある時期においては中国は、欧米人にとって夢の国、理想の国だった。

 それは日本人にとっても同様だと思う。

 しかし、今現在、夢ではなく現実の中国に相対さなければならない。

 それを間違えると、大きな代償を払うことになるだろう。