TVで日本で刀鍛冶を目指すスウェーデン人(日本とのハーフだけど)についての番組を見た。

 刀鍛冶になるには親方について5年以上修行し、国家試験に受からなければならないという難しいモノであるそうだ。

 この人は4年修行しており、来年受験する。

 それはともかく、家に行って奥さんが出てきたときに驚いた。

 こういう場合、奥さんは日本人というのが良くあるパターンなのだけれど、この人の奥さんはスウェーデン人だった。

 しかもこの奥さん、日本人以上に日本人っぽい。

 修行中で無収入の夫を助けるべく、家計を切り盛りしている姿は古き良き日本の妻を連想させた。

 日本文化というのは意外なほど多くの国に浸透しているのだと思った。

 最後番組のイベントとして、日本の着物を着せるプレゼントがあり、親子三人で和服で神社に参っていた。

 ものすごく似合っていた。

 何やらほっこりする番組だった。

 来年の国家試験、受かるように祈っている。