キングダムを読み返してみた。

 面白い!

 特に今、5カ国合従軍vs秦軍という中華を二つに割った総力戦が展開されている。

 ものすごい迫力である。

 これはキングダムの創作なのか?

 否。

 史記にはっきりと書いてある。

 二行ほど。

 あまりに簡単に書いてあるから、読み過ごしていたのだけれど、その時代に生きていたら、まさに秦の存亡を欠けた戦いだったはずだ。

 それを見事な想像力で再現した作者の見事さだろう。

 これからどうなるのか?

 それは史記を読み返せば判ると思うが、今は読み返したくない。

 キングダムの作者が意図するとおりに、歴史を知らぬその時代の人間達の視点で、このキングダムという作品を楽しみたいと思う。