最近、太陽光発電否定派の活動が嫌に目だつ。

 もちろん本来何かの計画があれば、賛成派、反対派いて当然だし、互いに議論することによってより正しい考えへと向かうという利益があるわけだ。

 しかしながら最近の太陽光発電反対派の姿勢は、絶対にやらせてなるものかという強硬な意思の発露であり、理路整然とした「論争」からはほど遠いものを感じる。

 それはあたかも原子力発電の反対派をあの手この手でねじ伏せてきたことの再来を思わせる。

 原子力推進派が、その資金力と動員力をもって太陽光発電派をねじ伏せようとしている。

 彼らは原子力を否定する考えを許さない。

 それは考えて結論を出す問題ではなく、原子力推進は最初からのテーゼであるわけだ。

 それは原子力がどれほど凄い金のなる木か知っていればわかることだ。

 はっきり言おう。

 原子力推進論者と議論しても無駄である。

 彼らは原子力が生み出す金によって心を奪われている人間だからだ。

 彼らを凹ませる方法はただ一つ。

 太陽光エネルギーが、彼らの言う屁理屈に関わらず、エネルギー問題を解決する力があることを実際に見せつけなければならない。

 彼らもそれが判っているから、太陽光エネルギーをどうにかして卵の内に潰してしまおうと画策しているのである。

 その企みにのせられてはいけない。