太陽光発電の利用効率は火力や原子力に比べて酷く低いという人間が良くいる。

 しかしこれも原発推進派の屁理屈である。

 何に対しての効率なのか。

 原子力や火力は、燃料を燃やして発生するエネルギーの内何%が電気になるかという事であり判りやすい。

 発電量÷燃やしたエネルギー量=利用効率

 原発は100万kw発電するのに300万kwの核燃料を燃やさないと行けないから

 100万÷300万=0.33

 33%にしかならない。

 (しかも発電した電力の内、無駄に捨てられる電力があるから実質的な利用効率はさらに下がる)

 それに対して太陽電池は何を燃やすのか?

 何も燃やしていないのである。

 発電量÷0=無限大

 あえて言えば無限大パーセントである。

 だから効率を考えれば、太陽光発電は比較にならないほど火力・原子力よりも優れていることになる。

 まあ、何も燃やしていないから%表記は無理なのだ。

 その無理なことをやって難癖をつけているのが原発推進派という者たちなわけである。

 太陽光発電に限らず、自然エネルギーというものは、昔からそこにあるものを使って発電する。

 それは利用しようがすまいがそこにありつづけるのである。

 だから「燃料代」はかからない。

 利用するための設備代だけである。

 燃料を燃やす発電と、燃料を使わない発電を、同じ考えで数値化してはいけないのである。