原発に対して、太陽光発電は、非常事態に強い。

 非常事態とは、事故、天災、そして戦争、内戦、テロといったものである。

 フクシマの事態は、日本に天災はつきものであることを印象づけた。

 原子力は典型的な集中型の電力である。

 だからここがひとつやられると影響は大きい。

 もちろん原発が壊れると、集団疎開するしかなかったフクシマの二の舞である。

 それに対して、太陽光発電は、典型的な分散型の電力である。

 どこがやられたとしても、全体に及ぼす影響は遥かに小さい。

 大規模なメガソーラーなどと言ったって1,000kwぐらいのものだ。

 やはり影響は原発に比べてはるかに小さい。

 もちろん、「発電所」が破壊されても、別に有害物質が出るわけもなく、何の問題もない。

 この面から考えても、太陽光発電を選ぶのは理の当然であると言えよう。