それにしても原発推進派の連中は、このまま、世界中に原発が何千何万と増えていっても安全だと本気で思っているのだろうか。

 何千何万なんて大げさな、と思う向きもあるかもしれない。

 しかし、フクシマが無ければそうなっていた。

 特に中国やインドのような新興巨大工業国はその必要とする電気を原子力で賄おうとしていた。

 内戦やテロの危険があるこれらの国で原発などおぞましい限りだ。

 いや、中国インドなんかはまだいい。

 世界中には戦争、内戦、テロの危険に常にさらされている国は少なくない。

 それらの国にまで原発が出来たらと考えたら悪夢である。

 もちろん事故や災害の危険も大きい。

 思うが、原発推進派は右翼的な連中が多いという印象がある。

 彼らは戦争、内戦、テロといった危険を感じないのだろうか。

 日本は未来永劫平和、そう信じていられる神経は羨ましい。