前の書き込みで、私が白人諸国を敵視していると思われる方もいると思うが、そうではない。

 白人諸国は、封建制が強かったアジア・アフリカ諸国に新たな文明を広めていったという人類史上の大きな業績があるのである。

 それは独立したアジア・アフリカ諸国がヨーロッパ文明を受け入れ、特に民主政治を選択し、かつての王政には戻っていないことを見ても明らかだろう。

 白人諸国による世界制覇にはそういうメリットがあったことは確かである。

 しかし、それが実際に効力を発するにはアジア・アフリカ諸国の独立が必要だった。

 だからそれを成し遂げた日本の存在理由があった。

 人類の歴史というものはこうして進んでいるのだろう。

 しかし、植民地を失ったヨーロッパ諸国が日本に対して良い感情を持たないのも確かであった。

 だから戦後日本はおとなしくしておく必要があった。

 しかし、戦後67年に達し、かつての宗主国としての栄華を覚えている人も少なくなった。

 むしろ若い世代は日本文化を楽しんでいる。

 そろそろ新しい日本の時代が始まる頃である。

 いや、既に始まっているのだろう。