映画[bunraku]を見た。

 2時間拷問なのではないかと危惧していたが、面白かった。

 GACKT目当てで行ったわけだが、どうせちょい役だろうと思っていたら、実質主人公で、2時間出ずっぱりだったのは、嬉しい誤算だった。

 要はGACKTを主人公とするアクション映画を和風テイストで作ったもので、「格闘家」GACKTの魅力が溢れる映画だった。

 アクションとしては、剣術、棒術、空手、柔術アクションなのだが、アクション映画好きとしては、柔術の関節技や、投げ技が多用されたのが嬉しかった。

 覚えている限りではそういう技が多用されたアクション映画はない。

 GACKTが通常は押さえている、格闘家としての素養が出ている。

 「アクションスター」GACKTの次の作品を見たい。

 そう思わせる作品だった。

 ただ、GACKTファンの大半を占めると思われる女性陣は一般に格闘技にそれほど詳しくないと思われるので、それがこの作品の魅力をわかりにくくさせているのではないかと思えた。