日本の文化力（２）

　最初に戻って、韓国の反日は中国とは違う。

　それは、中国の場合は、日本のマンガ・アニメが日本製であることは常識であったのに対して、韓国の場合は、日本製マンガ・アニメが韓国製だと偽って普及した事による。

　言わば韓国の捏造癖がポップカルチャーにまで及んだわけだ。

　従って日本製マンガ・アニメの人気が「親日」の養成に直接つながらなかった。

　同時に、韓国のマンファは世界一！と思っても不思議はない。

　日本製のマンガを韓国製だと思い込んでいるのだから。

　もちろん韓国の国策としての反日が大きいことは言うまでもない。

　この国策反日が始まったのは、戦後、アメリカの支持を得て韓国初代大統領になった李承晩からである。

　正直言って、何でこんなクズ以下の人間をアメリカが支持したのかと思う。

　アメリカの韓国に対する無知さと対共産主義がその原因かなとは思うが、朝鮮戦争を引き起こしアメリカや中国に多大な損害をもたらし、その後も己の権力を守るために愚政を繰り返し、最後には韓国から追放された。

　こいつにこんな権力を与えなければこんな事にはならなかったのにと思う。

　ま、それはともかく、中国人が政府の言うことをまず疑って聞くのに対して、韓国人というのは政府の言うことを頭から信じ込むということだろうか。

　とはいえ、２０１０年のＢＢＣ調査で面白い結果が出ている。

　日本という国に対して肯定的か否定的かを問う調査で、韓国は肯定６４％、否定２９％で実に３分の２が肯定だったのだ。

　これを信じるならば（信じない理由はないが）、韓国は政府レベルでは反日だが、大衆レベルでは親日が多く、ただ、反日勢力が怖くて沈黙しているだけだということになるわけだ。

　となれば、いつか（さほど遠くない未来に）劇的に対日感情が好転する可能性があるわけだ。

　とすると日本がやるべきことは、隠れ親日派を増やし、反日勢力を減少させることだろう。

　そのためには何をするべきなのだろうか。