ネットを読んでいると、スペースコロニーに対する根本的に勘違いしたサイトを見つけました。

http://coolway.air-nifty.com/unicorn/2006/11/post_0edd.html

 この人はそれなりに勉強しているようなのですが、スペースコロニーに関する良くある勘違いをしていますね。

以下、引用

>スペースコロニーなんて非現実的であり、今後何世紀経っても完成どころか具体的な計画すら持ち上がらないだろう。
>スペースコロニーの利点は、さえぎる物の無い直射の太陽光を24時間得られるって事くらいです。それを得る為にどれだけの建設費が許されるでしょう。不可能なんだろうな・・・。
>私が思うに、人口問題が原因でコロニー計画が持ち上がるのなら、いっそ砂漠にドームでも作ってそこ暮らせばいいんです。その方が経済的でしょう。

 この人は

>・資源は輸送した小惑星から採取

 とはっきり書いているのに何故こういう勘違いをするのか謎ですね。

 スペースコロニーの最大の利点は、無限とも言える宇宙の原料資源を活用できることです。

 と言うよりも、宇宙での原料資源を活用するためには、地球上よりも宇宙の方が都合がよいとういうのがスペースコロニー計画の本質です。

 それが判っていないため、全てがおかしくなっています。

 スペースアイランドの形状などは、どうとでも改良していけばよいモノでしかありません。

 オニールの「島」は、彼自身が言うとおり単なるたたき台なのですから。

 この人は、どうも島3号の膨大な材料を、地球から打ち上げると考えているようですね。

 そんな馬鹿な計画だったら賛成する人はいませんよ。

 しかし・・・こんな馬鹿げた勘違いでスペースコロニー計画を否定する人が多いことは確かですね。

 極めて残念です。

 まあ、かつて宇宙飛行を研究していた人たちが、どんな馬鹿げた中傷を受けていたかに比べればマシかもしれませんが。