「輪るピングドラム」の2,3,4話は、面白いことは面白いが、何十回も繰り返し見た1話のインパクトに比べると物足りないと思っている人が多いだろうと思う。

 それも当然の話で、1話は幾原邦彦絵コンテであり、2,3,4話は違うからだ。

 こんなことはわかりきったことだと思っていたが、ネットの反応を見ると判っていない人が多いようで驚く。

 おそらくウテナの時と同様に、若いスタッフを育てるためにやっているのだろう。

 といっても、かなりの演出力だとは思う。

 さて、5,6話は幾原絵コンテ回である。

 正直言って演出が幾原ではないのが不安の種ではあるが。

 5,6話。刮目してみよう。

 転回点になる回かもしれない。