NHKのMAGネットで、ラノベ作家のことが取り上げられていた。

 ラノベについてはあまり詳しくないが、その中でも名前が上がっていた「スレイヤーズ」は昔読んだことがある。

 あの頃はラノベなんていうジャンルはなかったが、思うにスレイヤーズの大ヒットを見た他の出版社が、第二第三のスレイヤーズをと他の作家の発掘に一生懸命になった結果、ラノベというジャンルが出来るくらいに数が生まれたのではないだろうか。

 昔は、「若者の活字離れ」が問題視されていたのだから、少なくともラノベは、中高生層を小説に呼び戻したという意味では評価できるし、その数から思いもかけない傑作が生まれる可能性もある。

 事実、西尾維新などもその口なのだろう。

 約束事にとらわれず、自由に書けるという意味でも面白いジャンルだ。

 ここから面白い動きが出るのかもしれない。