前回の経緯はこういうことだった。

 私がバスに乗っていると、私の前に座っていた凄い美人の黒人のお姉さんの横に、しゃれ者っぽい黒人のお兄さんが座り、あろうことか、バスの中で一生懸命くどき始めた。

 しかしお姉さんは迷惑そう。

 どうなるかと興味津々で見ていたら、お姉さんが席を立って別の席に座ってしまった。

 つまり振られたわけだ。

 お兄さんも、それ以上は追おうとはしなかった。

 なんか映画のワンシーンのような、おもしろい日常劇の一こまだった。