alanの声はなんと表現したらいいのだろう?

 コンサートホールの室内を声がまるで物質であるかのように満たしてしまうと言うか、違うな、もっと硬質な感覚だ。液体とか気体の感じではない。

 ある意味柔らかさに乏しいというのは欠点かもしれない。まだ若いalanの声は、まだそこまでこなれていないということかもしれない。

 しかし、そうであるならなおさらこれから先が楽しみなヴォーカリストである。

 そして若い声は若い時分にしか無いものだとしたら、今の声は今だけの宝物かもしれない。

 とりとめのないことをいろいろ書きましたが、未だにalanの声を言葉に表すことは出来ないということですね。