「機動戦士ガンダム」においては核融合炉が実用化しており、モビルスーツや宇宙船は核融合で駆動されています。しかし作中でコロニーの動力源には太陽エネルギーが使われます。

 宇宙が、惑星よりも開発が遙かに容易であるというのは、この太陽エネルギーを利用できるということが大きいです。

 惑星上では、夜はもちろん利用できませんし、曇りなど天気によって、その利用率が下がります。

 しかし宇宙空間ではほとんど24時間一定の太陽エネルギーが入手できます。

 それは太陽電池で電力にしてもよし、鏡で太陽光を集めて高熱を作るもよしです。(ガンダムに出てきたソーラーシステムはこれですね)

 宇宙船は、太陽エネルギーでイオンエンジンなどを駆動するということになるでしょうね。

 月は夜がありますから利用率は半分ですが、曇りはないですから予想外の電力低下に見舞われる心配はありません。(地球上だとそれがあるので火力発電所をバックアップに使っています)

 核融合など実用化しなくても、宇宙ではエネルギーの不足に悩むことはなさそうです。