そういうマイナス勢力による妨害にも関わらず、ガンダムはそれ自体が一つの文化として定着して来ました。

 少なくとも日本においては、宇宙開発とは月・小惑星開発であるという公式が成り立った世代ができたと思いますね。

 子供の頃にガンダムに夢中になった世代が、日本の宇宙開発の中核の世代となっています。

 アメリカが未だに火星探査という夢から逃れられないのに対して、日本ははるかに先進的な考えを身につけていると言えるでしょう。

 問題なのは、日本の宇宙開発には金がない。しかしだからこそ、少ない金を有効に使うというやりくり上手になるのではないか?そう期待しています。

 今回のはやぶさの小惑星探査は、その一里塚である。そう思いたいですね。