嫌韓派の馬鹿さ加減の代表的なものは、いわゆる「韓流」ドラマに対するばかばかしい否定論だろう。

 彼らに言わせれば、韓流人気などと言うものはマスコミ(彼らはマスゴミという)によるでっち上げであるということらしいが、韓流ファンを多く知っており、また、自らも「善徳女王」など韓国ドラマ好きを自認する身としては、馬鹿馬鹿しいことこの上ない。

 他にも例えば彼らは「親韓派などネットでみたことが無い」等と言うが、ちょっと検索してみれば韓流ファンのブログなどいくらでもある。

 韓流ドラマは面白い。こういう単純な事実さえ認められない嫌韓派の言うことはすべて嘘くさく見えるのである。もちろん面白くないと思うものがいてもなんの問題もない。すべての人間が面白いと思うTV番組があったら視聴率100%とれるわけだ。そんな番組はない。

 韓国に非常に問題が多いのは確かだ。それは韓国の主要新聞である朝鮮日報や中央日報の日本語訳を読んでいたらよくわかる。根本的な対日観、というより韓国観自体に問題がある。
 しかし、すべて悪いわけではない。まるで坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと言わんばかりに韓国がらみのものをすべて否定する嫌韓派は、幼児的と言わざるを得ない。
 自説と違うものはすべからく否定する(というかこきおろす)彼らのやり方は、まともな人間が賛同できるものではない。

 嫌韓派が韓流ドラマを肯定できたら、少しは私も見直す気になるだろう。

 もう一つ、嫌韓派の言葉遣いのひどさがある。引用するのも憚られるひどさである。こんなひどい言葉遣いを読んでいたら、抵抗力のないものは悪影響を受けるだろう。ひどいというか事実上恐喝である。裁判に訴えられたらどうなるだろうかな?