猫と鴉と古時計 | UNDER THE TREE


























あまりに前から時間が経ちすぎて、何書けばいいのか暫し悩んでしまいました。
写真とかも殆ど撮ってなかったので、とりあえずデジカメにあったデータを適当に載せてお茶を濁す…。
上の2枚は、先月父の一周忌に行った菩提寺で。2匹ともふくふくとした私好みの猫さん達でした。
この後お墓参りでカラスの集団に襲われ、這々の体で逃げました。もうカラスほんと怖い!お餅は最後に供えるべし。



朝に何故か自然と口ずさんでいた「大きな古時計」。
歌っていて気付いたけど、これって意外にも幸せな歌だったんですね。勝手にすごい切ない気持ちになってたけども。
生まれた日のお祝いに高価(と思われる)な時計買ってくれるような親が居て、綺麗な花嫁貰って、100歳近く生きて、死んだ後もこうやって偲んで歌ってくれる人が居る大往生のおじいさん。
時計にしたって、物の存在意義が使われる事にあるのだとすれば、百年もの間何の不具合もないなんて事はまずないと思うので、メンテナンスされながらもずっと使い続けられたわけだから、その使命を十二分に全う出来たと言えるでしょう。器物百年を経て付喪神と化すと言いますが、今時そんな百年も使い続けられる物なんてなかなかないですし。
若干穿った見方かもしれないけど、この歌詞を見た限りではいい人生だなぁ、と出かける準備をしながら考えていたというかなりどうでもいい話でした。