ドル円は、104円台を付けてからの戻り相場のような動き、今日は107.66と戻り高値を更新。貿易戦争でのトランプ大統領の動きが、突然反転したのか、早朝にTPP復帰?などどいう報道が下値を堅くしている。今日は日経平均SQ値算出日で、イベント越えで買いが見られるかと思いきや、下げ渋るという相場で終わっている。不安材料は事欠かず、シリアへの攻撃予想、中国との貿易事情、米国政府高官の相次ぐ辞任、更迭などと次々とリスクオフの材料が発せられる割には株価、ドル安、また円高は加速していない。経済アナリストはまだ良いが、外国為替のアナリスト達は現在は多くが

円高へと方向転換している。この戻しはまだ想定内であろうが、108円越えたら一旦110円で、もしそれが達成すれば

円安へとまた方向転換するのであろうか??アナリストの話は聞く必要もあるが、背景にある現在の情勢だけで、今後の方向性は自分で予測するほうが当たるであろう。

昨年末は、ドル高予想が多かったことを考えると今回のドル安、円高予想があたるかどうかはわからない。今はNYK市場でボラティリティーが為替、商品、株価共々高くなっている。トランプ大統領のなせる業であろうか、ヘッジファンドは明白なポリシーのない発言を鑑みながら、相場に掛けてはいるが方向感がつかみづらいはず、レンジ取引の期間が長くはなっているが、1週間くらいの短期であれば金やオイルの動きでは方向が出ている。約3%内での比較的大きなレンジ幅での短期売買で利ザヤを稼ぐやり方が増えていると思われる。

相場はテーマに乗って動くので、貿易とシリアが影響は大きい今は、主役が元タレントだけに読みずらい。数か月から1年ほどのタームであれば、ここからは株高ドル高へと読んではいる。テクニカルだけを見ると、日経平均はここから上がると大きな上昇となるはずで、勿論円高となればそうはならない。PER,円の水準を見ても大きく動かなければ、日経平均は27000円に向けて少しずつ胎動を見せてくれるはず。それまではオプションのコールを売って、ヘッジをしつつ利ザヤを稼いでいこうかなと思っている。

ちなみに私はアナリストではないので、悪しからず。。。