先日、ある本で出会った言葉がある。「人生において大切なのは、常に上を目指すことだ。そうすれば、人生は驚くべき冒険になる。」これは、登山家で探検家のエドモンド・ヒラリーの言葉だ。

ヒラリーは、1953年に人類で初めてエベレスト登頂に成功した人物である。その偉業を成し遂げるまでの道のりは、決して平坦ではなかっただろう。厳しい環境の中で、仲間と助け合いながら、ひたすら高みを目指し続けた。その経験から生まれた言葉には、人生を真摯に生きることの意味が込められている。

僕自身、サラリーマン時代には、出世を目指してひたむきに働いていた。しかし、会社との方向性の違いから、一度は挫折を味わうことになる。だが、その経験があったからこそ、自分の人生の目的を見つめ直すきっかけになったのだと思う。

再びビジネスの世界に戻ってからは、お客様の悩みを解決することにやりがいを感じながら、日々精進している。ヒラリーの言葉を胸に、常に高い目標を掲げ、一歩一歩着実に前進しているつもりだ。

時には、その目標の高さゆえに、挫折を味わうこともあるかもしれない。だが、それもまた人生の醍醐味なのではないだろうか。