朝のジョギングから学ぶことは多い。僕も毎朝、近所の公園を走っているのだが、その光景から、マーケティングに通じる重要なヒントを得ている。
公園には、老若男女問わず、実にさまざまな人が集まってくる。初心者からベテランまで、みな思い思いのペースで汗を流している。そんな中で、特に印象的なのが、仲間と一緒に走る人たちだ。
先日も、60代くらいの男性グループが、楽しそうに会話しながらジョギングしていた。聞けば、毎朝欠かさず一緒に走っているのだという。時には辛くて続けられないこともあるが、仲間がいるから頑張れるのだと話してくれた。
別の日は、若い女性2人組に出会った。ジョギング後にはカフェに寄って、楽しくおしゃべりをするのが日課だという。
ジョギングを続けるのは簡単ではない。しかし、こうした "仲間" の存在が、モチベーションを高め、楽しみながら継続する原動力になっている。
これは、ビジネスにおける "顧客エンゲージメント" に通じるものがある。
商品やサービスを一度購入してもらうだけでは不十分だ。リピーターになってもらい、ブランドを応援し続けてもらうことが重要である。
そのためには、顧客との絆を深め、ブランドを "仲間" のように感じてもらう必要がある。ジョギング仲間のように、一緒に楽しめる "体験" を提供し、エンゲージメントを高めていくのだ。
例えばソーシャルメディア。ブランドアカウントで顧客とコミュニケーションを取り、共感を生む投稿を続けていく。オフラインでは、イベントや店舗での体験を通じて、顧客との距離を縮めていく。
時には、仲間との語らいのようなリラックスした雰囲気も大切だ。カフェでのおしゃべりのような、ゆるやかな交流の場を設けるのも効果的だろう。
大切なのは、顧客に寄り添い続けること。ジョギング仲間が励まし合うように、顧客の感情に共感し、時には背中を押してあげる。そんな "心" のつながりが、長期的なエンゲージメントを生むのだと思う。
ビジネスでも、"One Time" ではなく "Lifetime" で顧客と向き合っていく。それが、ブランドの成長につながるのだ。
朝のジョギングを通して、僕はいつもそんなことを考えている。仲間と走る人たちの笑顔に、マーケターとしてのヒントをもらっているのだ。さぁ、今日も元気に走ろう!
