今日は、ちょっとした体験談を。ネットワークビジネスの「あるある」についてだ。私はグッチ、52歳。WEBマーケターとして活動している。この道一筋、いや、実はそうでもない。大学卒業後、飲食チェーンで働き、起業に失敗し、再びサラリーマンへ。そして、インターネット集客のスキルを身につけ、今に至る。そんな私が、ネットワークビジネスの勧誘について語る。

ある日、古い友人から連絡が。久しぶりの再会に胸を躍らせたが、彼の口から出たのはビジネスの話。正直、戸惑った。友情とビジネスの線引き、難しい。彼は熱心だったが、私にはその時、押し売りに感じられた。

なぜか。それは、私たちの期待のギャップにある。友人としての再会を期待していた私と、ビジネスチャンスを共有したい彼。このズレが、不快感を生んだのだ。

勧誘される側の心理、それは単純。友達から何かを売りつけられたくない。突然の勧誘は、まるで自分のニーズや興味を無視されているかのよう。そして、断りにくい雰囲気に押され、ますます距離を感じる。

しかし、勧誘する側もまた、彼なりの「良かれ」と思っての行動。商品やビジネスモデルに価値を見出し、それを友人にも共有したい。その気持ちは理解できる。だが、相手の立場やタイミングを考えずに勧誘すると、どうしても押し売りと受け取られがち。

この体験から学んだのは、コミュニケーションの大切さ。勧誘する前に、まずは相手の興味やニーズを理解し、そして、相手が本当にその話を聞きたいと思っているかを見極めること。勧誘の方法にも工夫が必要だ。直接的な勧誘よりも、情報を共有し、興味を持った人にだけ詳細を話す。そんなアプローチが、お互いの関係をより良いものにしてくれるはずだ。

長いビジネス人生、さまざまな人との出会いがあった。その中で、人とのつながりの大切さを痛感する。ビジネスも人生も、相手を思いやる心が何よりも大切。それが、私の信じるビジネスの在り方だ。