実は私はかつてFIREしたことがあります。もう30年近く前になりますが、会社員時代に不動産投資やネットビジネスで給料をはるかに超える収入を得ることができるようになり、脱サラして海外移住していた時期があるのです。詳しくは私のプロフィールをご覧ください。
ただ現在は「大家業と不動産業で生涯現役」が私のモットーとなっています。不動産が好きで楽しみながらやっているので仕事が趣味のようなものですね。
私のように一度はFIREしてもまたビジネスの世界に戻る人は多いです。経済的自由を得てファイナンシャルフリーになっても働けるうちは働いていた方が健康にもいいですしね。
とは言え、普通に生活のために働かざるを得ない人にとって一度はFIREを経験してみたいと考えるのは全然普通だと思います。あなたも一度は「早期リタイアして自由な生活を送りたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
若い頃の私のように毎日の仕事に追われ、ストレスを感じながらも、将来の経済的な安定を確保するためには働き続けなければならないと感じているかもしれません。しかし、そんな夢を実現するための手段があることをご存知ですか?
不動産投資は、多くの人々が目指すFIRE(Financial Independence, Retire Early)への最短ルートであり、効率的な資産形成を可能にする強力なツールです。
この記事では、不動産投資の魅力と、その具体的な方法について詳しく解説します。誰でも取り組むことができ、あなたの夢を現実に近づけるための第一歩となるでしょう。共にその可能性を探ってみましょう!
では、他の投資と比べて不動産投資の何が最も優れているのでしょうか?
レバレッジが不動産最強の理由
それは「レバレッジをかけることができる。」ということに尽きます。つまり他人のお金、銀行からの借り入れで投資することができるということが不動産投資の最も大きなメリットなのです。
しかも、現在の日本はまだまだ超低金利なので、外国人から見れば本当にタダみたいな金利で借り入れができるという非常に恵まれた状況なんですよ。
・レバレッジの効果
レバレッジを利用することで、自己資金を上回る投資が可能になります。例えば、1000万円の自己資金を持っている場合、レバレッジをかけて5000万円の物件を購入することができます。この場合、自己資金の5倍の投資を行うことができ、物件の価値が上がった場合のリターンも大きくなります。
キャピタルゲインとインカムゲイン
そして、不動産投資のもうひとつのメリットは、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙うことができるということではないでしょうか。
“失われた30年”を経験してきた日本人にとって「不動産価格が上がるわけがない!」というのが正直な気持ちでしょうが、資産価格が下がり続けるという極めて特殊な状況は終わりつつあります。
私の個人的な見方ですが、“失われた30年”の後の30年~50年は経済サイクルから考えても、政治情勢から見ても、日本がその他の先進国をアウトパフォームすると思っています。実際2024年時点の企業業績は絶好調ですし、株価も右肩上がりです。今後も多少のアップダウンはあるものの、このトレンドは続くと考えています。
話がそれましたが、株や債券でももちろんキャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙うことはできますが、日本の不動産のように20%や30%以上といった高利回りはほぼ無理です。あったとしても倒産寸前の会社の社債とか、デフォルト寸前の国の国債とか、リスクが極端に高いものしかありません。
しかも、株や債券等のペーパーアセットと違って不動産の場合は実物資産ですので、経済的・政治的な危機が訪れた際にも、より優れた資産保全方法となります。
そして、アパートやマンション等に投資した場合はリフォームや入居者のターゲティング等、自分自身で工夫することによって、ある程度キャッシュフローをコントロールすることができます。
さらに、管理業務を管理会社に委託することによって、ほぼほったらかしでキャッシュを生んでくれる集金マシーンとすることもできるのです。
不動産投資がFIREを目指すうえで欠かせない優れた投資手法であることが理解できますね。
デメリットとしては、FIREを目指すとなると、やはり1棟もの中心になってきますのでかなり値が張るということぐらいでしょうか。
ただ普通のサラリーマンやOLならある程度までは問題なく融資が受けられると思います。
「頭金がない」とか、「フリーターなので融資を受けるのは無理」あるいは「もっと大きなゲームがしたい」とかいった場合はどうすればいいのでしょうか?
投資資金の作り方
不動産投資を始めるためには、たとえ小規模な物件であったとしても、最初にある程度まとまった額の資金が必要になります。
築古戸建をキャッシュで買うのなら最低300万円程度、融資を使って1棟アパートを買う場合は、物件価格の1割から3割程度の頭金が必要です。
資金の作り方には様々ありますが、古典的なものから最新の資金調達方法まで思いつく限り紹介したいと思います。
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