現代の日本では、年金だけでは老後の生活費を賄うのが難しいと感じる人が増えています。物価の上昇や医療費の増加などを考慮すると、年金収入だけで安定した生活を送るのは容易ではありません。

 

私自身、自営業者であること、海外生活が長かったこと、などの理由から受け取れる年金額は微々たるものです。特に私と同じ自営業者の方は将来の生活に不安を感じているのではないでしょうか?まもなく還暦を迎える私ですが、年金額が少ないことに不安はありません。不動産からの家賃収入があるからです。

 

 

年金だけでは不安な理由

 

 

まず、なぜ年金だけでは不安なのでしょうか?主な理由は以下の通りです。

 

物価の上昇: 食料品や日用品、医療費などの生活必需品の価格は年々上昇しています。破綻寸前の日本の年金額がそれに追いけないのは自明の理です。。

 

長寿化: 日本は世界でもトップクラスの長寿国です。長生きすることは喜ばしいことですが、その分、老後の生活費が長期間にわたって必要になります。

 

医療費の負担: 年齢を重ねると医療費の負担が増える傾向にあります。公的保険があっても、自己負担分が大きくなることがあり得ます。

 

 

大家業がもたらすメリット

 

 

そんな中で年金の不足分を補填して余りあるキャッシュを生み出してくれる可能性があるのが大家業です。大家業には以下のようなメリットがあります。

 

安定した収入: 賃貸物件を持つことで、毎月安定した家賃収入を得ることができます。これにより、年金にプラスして収入源を確保できます。

 

資産の保全と増加: いい物件を買うことができれば不動産は長期的に見て価値が上がることがあります。物件の管理や改修を適切に行うことで、資産価値を保ちつつ増加させることも可能です。

 

節税効果: 不動産投資には様々な税制上の優遇措置があります。これを活用することで、節税効果を得ることができます。

 

 

大家業を始めるためのステップ

 

 

では、大家業を始めるためにはどのようなステップが必要でしょうか?

 

会社員の方なら退職金を活用して始めることもできますが、自営業者はどうでしょう?

まずは、何とか500万円程度の自己資金を用意してください。500万円あれば、築古の戸建てからスタートすることができます。最低限の資金が用意できた前提で以下の順番で始めてください。

 

市場調査: まず、どの地域で物件を購入するかを決めるために、需要や競合物件の状況を調査します。賃貸需要が高く、将来性のあるエリアを選ぶことが重要です。

 

物件選び: 購入する物件は、自分で住むのではなく、賃貸に出すことを前提に選びます。立地や間取り、築年数などを考慮し、賃貸に適した物件を選びましょう。

 

管理方法の決定: 自分で管理するか、管理会社に委託するかを決めます。初めての方は、管理会社に依頼する方が安心ですが家賃保証会社の収納代行サービスを使えば自主管理もそれほど難しくはありません。

 

賃貸契約の手続き: 客付け業者に依頼して、賃貸契約書の作成や入居者の募集を行います。ここからが実際の大家業の始まりです。信頼できる入居者を選ぶことが重要です。

 

 

成功のためのポイント

 

 

大家業で成功するためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

 

リスク管理: 空室リスクや家賃滞納リスクを最小限に抑えるために、リスク管理を徹底します。例えば、入居者の審査を厳格に行うことや、様々な空室対策を講じることが必要です。

 

定期的なメンテナンス: 物件の価値を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。修繕費用を予算に組み込んでおきましょう。

 

市場の動向に敏感になる: 賃貸市場の動向を常にチェックし、賃料の適正化や新しい投資機会を見逃さないようにします。

 

大変そうに見えるかもしれませんが、日々不動産会社やリフォーム業者、入居者さんとコミュニケーションをとることで、社会と関わりを持ち、ボケ防止にもなって一石二鳥だと思いますよ。

 

 

まとめ

 

年金だけでは不安な老後を過ごすよりも、大家業を始めて安定した収入源を確保することで、安心して豊かな生活を送ることができます。市場調査や資金計画、物件選びを慎重に行い、リスク管理を徹底することで、成功のチャンスは広がります。年金生活を豊かにするために、大家業という選択肢をぜひ検討してみてください。私のように大家業で生涯現役を目指しましょう。