街が美しく飾られている今の時期は寒いけど、散歩のしがいがありますよね。
実際はもう迎春の用意になっているでしょうが、私が行った頃はまだクリスマスの装いでした。
こちらは宝塚ソリオ入口のクリスマスツリー。その大きさに毎年、目が奪われてしまいます。

ソリオは吹き抜けのステージのような所にもツリーがあって、こちらの翼の飾りは涼帆さんがレオナルド・ダ・ヴィンチを演じた『異人たちのルネサンス』を思い出します。
作中に翼が出てくる作品で、2018年の東京宝塚劇場に似たような翼を飾ったクリスマスツリーがあったのが懐かしいです。
今しか撮影できない景色も見に行きました。
近頃はトップの画像に交換されていて羨ましい限り。
さて、冬の宝塚へのお散歩は毎年悩みながらも何だかんだ行ってしまうのには理由があります。
Blu-rayやCDなど円盤は20%オフとはいえ、中古商品と言えどもお得すぎやしませんか。
しかも大晦日までやっています。
この時期になると生まれる前の作品や、コレクションしている柴田侑宏作品のプログラムを買って脚本を確かめたりしてました。
でも意外に宝塚アンってそこまで古い品はないんですよね、初演ベルばら以前なんて特に!
あっても高いしで、行くか悩む年もあったんですけど、今年は絶対に行きたい理由がありました。
2023年版『エリザベート』のプログラムが欲しい!
『LUPIN』のキャストが発表になった際、結構エリザと出演者が被っているとのポストを見て、うわぁ確かめたい!となったものの手元にない。
宝塚より随分とチケット代が高いので、そこで力尽きてプログラムまで買う余力がなかったんですよね…。
『LUPIN』を見て超絶気になったのは章平さん。
もしかしてエリザ観劇時に格好良い!と芝居に目を引かれた革命家は彼だったのではないか?ということが気になって仕方がないのにプログラムがない。
宝塚版より東宝版の革命家が好きなので、ついつい注目しちゃいます。
2023年はエルマーじゃない方に惹かれたので確率としては1/2!
そして真風涼帆1st concert『unknown』で共演した岡崎大樹さんと渡辺謙典さんがトートダンサーなのは知っていました。
だからこそキャスティングに驚いたんですけど、そういや2023年の扮装ってどんなだった?と見たくてもプログラムがない。
…いや、マジで何で買わんかったん、私!
しかも東宝ミュージカルって宝塚歌劇と違って、公演が終わったら関連商品を公式から手に入れられる術がないんですね。
あるもんだとばかり思っていたので、東宝モールを確認してないのに愕然としました。
そうなると中古で手に入れるしかないわけです。
宝塚アンは基本的に宝塚歌劇関連グッズを扱っているお店ではありますが、ミュージカルやOSKの物もあるにはある。
まして人気公演の『エリザベート』なら確率高そうだし、中古と言えども品質はいいしでここだなと狙っていました。
ま、年末のセールまで待ったんですけどね。
ようやく訪れたものの普段は宝塚のものばかり見ていたので、ミュージカル関連グッズがどこにあるか分からず…。
やっと見つけた棚は五十音順で、「あ」行には『アニー』がメッチャ並んでいました。
隣には大きく「四季」って書いてるし、その他のミュージカルの棚はここじゃないの?
何故20周年を迎えた作品のが1冊もないの??とパニックになっていたら、さらにその奥に「東宝ミュージカル」って棚がありました。
入口から1番近い棚はホリプロとかそれ以外だったみたい…そうなら、そう書いて!
案の定、棚にはたくさん『エリザベート』がありましたが、宝塚アンのサポートはバッチリ!
店員さん手書きのキャスト解説の用紙がビニール袋の中に挟んでありました。
半額セールありがとう!!
これ、何がありがたいって舞台写真が掲載されているバージョンでした。
革命家、映ってる!
…トートダンサー、あんまいない!!
仕方ないけど、そこフォローして欲しかったです。
ほぼ毎日トートダンサーのおかぴーとけんけんを眺めてはニヤニヤしているのですが、こんなにメイクにも個性があったのだなぁと新たな発見もしたりして楽しいです。
特におかぴーのシュッとしたお顔に、シュッとしたメイクがツボすぎます。
これ、いよいよBlu-ray買わないとだな!ですね。
さすがに取り扱ってなかったので、売り切れる前になんとかしないと。
ところで当然中古の品物を扱うお店なので、もっと過去作を探すことも可能なわけです。
近頃古川雄大さんが気になって仕方がない身としては、何故買わなかったんだプログラムがもう一つあります。
それは『1789』。
こちら残念ながら古川さんが出演していた年の公演はDVDにはなっていないものの、CDは発売されたとの情報あり。
もしかしたら…と探したらあった!
ただ声だけなんだよなぁという当たり前のことで悩んでしまう、20%オフといえども2千円強はするんですもの。
そこでプログラムでビジュアル面を補えないか?と探してみたら、これもあった!
それが4千円程する…いや、プレミアム価格ヤバいな。
え、半額セールでようやく定価くらいって、何でそんなに高いの?!
他の年、要は古川さんが出てない年はそんなことないんです。
なんたって中古なわけですし、何故その年?と考えるとどう考えても古川雄大さん分の代金としか。
…古川さん、思っていた以上の人気だわ!
もしかしたら、益々スター街道まっしぐらと歩まれると共にもっと価格は上がるかもなんですけど、涙を呑んでこちらは諦めました。
でも宝塚以外の作品でもフォローしてるアンさんには感謝しかありません。
皆様も新たな沼にハマったら是非是非。

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