ミュージカル『LUPIN』のクライマックスは、奇巌城。

財宝探したり主人公が戦ったりと色々あるのですが、そこに鎧が2体飾られています。

ずっと観ている間(動いたらどうしよう、動いたらどうしよう…)と妙に気になって仕方なかったのですが、何故自分がそう思うのかが分からず。

星組で『ME AND MY GIRL』をやっていた(宝塚では主人公がお屋敷から持って帰ろうとすると鎧が自ら動くという演出がある)からか?とか、我ながら不思議でしかなかったんです。


たった今、まかさんの卒業作品『カジノ・ロワイヤル』じゃん、小池修一郎作、演出の!とピンときました。

(遅いよ)


途中敵役ル・シッフルから逃げようと鎧を着込む人物がいるんです。

…うん、こう書いても理屈としておかしいな『カジノ・ロワイヤル』!

だがそこがいい!!


そうか…あれで鎧イコール誰か入ってる、つまり動くって刷り込まれてるんだわ。

そういや、そこに至る展開も少し似ています。


『カジノ・ロワイヤル』は、あのジェームズ・ボンドが主役の物語ですが『LUPIN』を煮詰めて50倍濃縮にしたくらいの面白さがあるので、機会があったら『LUPIN』がお好きな方にも見ていただきたいです。


次回観劇時には鎧は動かない!という気持ちを強くもって、ビビらずに観劇できるよう頑張ります。


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