インスタライブ?見逃した!というお方もご安心ください、アーカイブがあるので今からでもご覧になれます。


https://www.instagram.com/reel/C0O6YqqRK7L/?igshid=NzBmMjdhZWRiYQ== 


本当にレオナール役と聞いて、検索して、このお若い方が!と驚いたのですが、ちゅるぴかのお肌に驚いちゃいます。
ちゅるぴかと言えばまかさんもですし、ちえさん(柚希礼音さん)は変わらずお美しいしで、3人掛かりで年齢不詳の役を演じているだけのことはありますね。

あとお話しを聞いていて『シラノ・ド・ベルジュラック』と『エリザベート』観てるじゃん!となったのですが、パンフレットを買ってなくて…。
えぇ、今後はこんな時の為に買っておこうとなりました。

さてハッシュタグ「ジョジレオ」と今は落ち着いていますが、最初はどうしよう?という所からスタートでした。

 

章平さんのストーリーで、募集をされていたんです。
本当にミュージカル『LUPIN』に出演の皆様ったら仲が良いなぁとなったのは、その募集に応えている方がちらほらいたから。

で、目を引いたのは「松ぼっくり」というワード。

確か黒羽麻璃央さんだったはず。
章平さんとは長いお付き合いのようなので、私はてっきり過去に出演した作品か何か2人だけに分かる符丁のようなもの?なんて思っていました。

それがインライで何故「松ぼっくり」なのかというのが明かされたのですが、これが元々『LUPIN』の中であった台詞が発端だと仰るんですね。
それもボーマニャンが奇岩城で「焼け木杭(ぼっくい)に火がついたか」と、某展開時に言ってたんですって。
それもジョジーヌとレオナールを指してというお話。

…いや、ちょっと待って!
その台詞踏まえるとジョジレオの関係性変わりません?

だって「焼け木杭に火がついた」って、検索していただいたら分かる通り「一度焼けた杭は火がつきやすいところから、以前に関係のあった者どうしが、再びもとの関係に戻ることのたとえ。主に男女関係についていう」って意味なんですけど?!
そんなの過去に何かあったん?ってなりますやん。
あくまで主従関係というのを踏まえて、あの展開が良いんじゃないの??

で、何故それをボーマニャンが指摘するの?
お前がジョジレオの何を知ってるっていうんだ!10年前に何があった?!ってなりますやん。
というか、むしろ焼け木杭に火がついたのはボーマニャンでしょ。
ジョジーヌにその気はないけれど、特にまりニャンの元カレムーブはマジでヤバいってなってましたけど?

結局のところ、その部分の台詞は変えられたので一安心なわけです。
でも何きっかけに変えたんだよ、小池修一郎。
これがさ、あ…意味間違えたわ〜ならいい。
だってジョジレオを指すのに相応しい言葉だと思えないもの、でも何となくとかだったらイケコの中でのジョジレオって過去にそういう仲って思ってるってことになりますやん。
台詞が変わったのは稽古の終盤、ギリギリだったそうです。
危なかったな、小池修一郎!
その台詞のまんまだったら大きく話が違ってたよ!!

ちょっとね、あそこはさぁ…何か章平さんを踏まえて珍しくネタバレないようにしてますが、何ならあれが初めてならあざーす!なのよ。
本当にそれまで決して越えられなかった垣根がって感じなのか良いと思ってたんですけどね。
どうなんですか、小池修一郎!

果たしてその台詞はどういう意図だったんでしょうね。

その他にインライで気になったポイント。

レオナールの役作りに関して語られる際に出た「空気」というワード。
これ、自己主張しないという意味でお話しされていたのですが、空気ってそれがないと生きられないじゃないですか。
だから普段は有り難みを感じないけれど、無いと困ると捉えてしまって非常にエモい!となりました。

まぁジョジーヌはああ見えて意外に1人でもいざとなれば頑張れる方だとは思うのですけど、そんな事態に陥った際に少しだけ寂しいとなってくれたら堪りませんね。

さらにレオナールをどう演じているのか、章平さん自身がどういう人物と捉えているのかを言ってしまうと誘導してしまうからと伝え方が難しい様子だったのも印象的。
演じる上で意識的に削ぎ落として幅を持たせている、観客へ想像を委ねたいとのお話しも目から鱗でした。

舞台というものは演出家が作り出した世界ですから、何も意味のないものなど存在しないのだと捉えています。
もし舞台がガランと何も無ければ、それは演出としてそうなっているので作った「無」なんだと。

だから私は結構舞台を見る際に、これはどういう意図なんだろうと考えがちな悪いクセがありまして…。
そういうの気にせずに見たほうがいいのに決まっているのに、ついついクラリスを車で送るレオナールを見ては同じように切ない思いを抱いているのかもなんて思ったりしてしたんです。

だからこそ章平さんが車のシーンではレオナールの感情が色濃く出ないように、説明的な感情表現も出していないというのにはやられた!となりました。

そうなんですよね、芸術作品を見てどう思うかは観客次第なのだから。
あれはカリオストロ伯爵夫人が好きすぎて、彼女を想っている人が傍らにいたらいいのになぁという私の気持ちが反映されて見える夢なんでしょう。
だからこそ美しいし、心が惹かれてしまう名場面となったのでは。

表情もない方が知りたくなる、無駄な動きを排除しているという章平さん。
その方が皆さんが色々想像できるからとのことですが、まさに!まさにですよ!!
メッチャその通りあれやこれや考えてしまってますし、それこそがジョジレオの魅力なんですよ。
2人掛かりで秘密と謎が多すぎる故に、どういうことだろう?と惹きつけられてしまいます。

大楽後にはネタバレなしのインスタライブの開催も考えてくださっているとのこと。
実は!というお話しが聞ける日が来るのは楽しみですが、『LUPIN』が終わってしまうのは寂しいので悩んでしまいますね。
まぁ抗ってもいつかその日は来ちゃいますから、アレのお話しも?など期待しましょう。

今回のインライではまかさんのお稽古場の様子などもお話ししてくださっているので、是非チェックしてみてください。