ミュージカル『LUPIN』中々評判の様子で、もう後3回で帝国劇場公演も終わってしまうだなんて信じられませんね。
何だかあっという間でした。
私は『LUPIN』ロスというか、ジョジーヌに会いたすぎて名古屋に行ってしまわぬよう我慢しています。
噂によると台詞や演出の細かい部分が変更になっているなんて話もちらほら。
詳細は申せませぬが、小池修一郎ならあり得る話だと『眠らない男』に通った人間としては納得です。
大阪公演の頃にはどんな風になっているのでしょうか。
さて私はというと、まかさんの初日だった2023/11/10立石ニャン回と、2023/11/11の黒羽ニャン回を反芻して日々過ごしております。
今にして思うに、初日のまかさんメッチャ可愛かったんですよ。
声が!
元々オフの時は声が高めな方なのには気づいていたので、どちらかと言えば男役でのまろやかな低い声はどこから…と思っていました。
だからいよいよ普段の声でお芝居されるとあんな感じなんだ!と非常にときめいたんです。
それが次の日にはいつも通りとまでは言いませんが、少し低く聞こえて…あぁ、そうか舞台で発声されるのと普通にお話しされるのとでは訳が違うし、疲れてしまったのかなぁと少しだけ心配しちゃってたんです。
まぁ観劇していれば、そんなことすぐに忘れる程の素敵な舞台だったのですけど!
近頃ゆりかリオストロ伯爵夫人の声が高め?
可愛いとの感想を見かけたりもするので、慣れてこられたのかなぁとなっています。
最初ジェーブル伯爵に扮している時は男役に近いキーで話さないとだから、喉に負担が?なんて思ったりもしたのですが大丈夫そうですね。
初日といえばカリオストロ伯爵夫人邸でルパンとタンゴを踊る際に、古川雄大さんが下から足を撫でるかのような手の動きをしてたんですよ。
でもスリットから足は出てなくて!
あぁ〜ここは出したかったろうなぁと気にしてたら、次の日ドーン!と惜しげなく披露してらしたのがまかさんらしくて微笑ましかったです。
まかさん、決して同じ失敗を繰り返されないお方。
相変わらずの様子に良かった、良かった!となりました。
そういうとこが好きなんです。
初日はついついレオナールに目を奪われていからか、座ってお酒を嗜まれている時のお御足に気づいてなかったんです。
席が上手だったからかもしれませんが、次の日またもやドーン!と見せつけるかのように腰掛けているのを見て心底驚きました。
まかさん、見せる時は惜しみなく見せてくれるお方。
そういうところも好き!
あと笑える場面でしっかり笑いを取っていく間の良さ。
そうそう、そういうところあったわ〜!と好きがフルスロットルですよ。
そんなに数はやってないと思うのだけど、コメディ作品でお芝居の上手さをメチャメチャ感じさせてくれるお方なので、カリオストロ伯爵夫人のラストが最高!
特に初日にはドカンドカンと客席を揺らせた後、袖へと引っ込むボートに拍手があったのには感動しました。
その後まさかの姿は無いのに高笑いだけ響くところも観客大爆笑。
いやぁこんなにも皆の心を掴めるまかさんのお芝居が本当に大好きです。
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