リニューアルを記念してのイベントということで、神戸阪急では初開催の宝塚歌劇展だそうです。

言われてみればこういう催しって本店の梅田であることが多いような気がします。

せっかく神戸で開催だからと少しこれまでとは違った展示になっていたのは面白かったです。



まず入口までの様子がこちら。

下にテープで列が作れるようになっていたので、どうやら入場券を買う人が大勢来られた際に飽きさせないよう作られた壁のようでした。

今年外箱で上演された作品のポスター、並べられると壮観です。

まだ入場していない無料ゾーンなので撮影可能。

私が行った時間は空いていたのか写真は撮り放題でした。



せっかくなので、並んでいたまかさんとこってぃを撮影。

他にもフォトスポットのようなものがありました。
このミニチュア大階段のようなものは実際見るとメチャメチャ輝いていたのですが、それを撮影しようとすると中々に難しかったです。
そして大羽根のパネルは、宝塚駅にあるフォトスポットのように前に立てば自分が背負っているように見えるんだろうなぁと。


自分でやる勇気がなかったので、この度聖地巡礼へと同行してくれたアノシャーロック・ホームズさんにお願いしてみました。

結構楽しそうです。


さてチケットを購入し、中へ入ると改札横には今年の大劇場公演のポスターがパネルに。



こちらも撮影可能との説明あり。
ただわざわざ撮影する人がいないのか、モギリの方に驚かれてしまいました。
いやでも意外にこんなに並んでいるのを見ることはないですものね。


さて、展示は簡単な宝塚歌劇団の説明に音楽学校の制服と緑の袴から始まります。

正直制服はすみれ♪ミュージアムでも見られるので軽く眺めました。

ただ授業の説明や文化祭の様子などを解説したパネルに使用された写真が109期っぽいのが気になりましたけど、さすがに顔では判断つかなくて!

最近の生徒さんだなぁといった感じでした。


そしていよいよ衣装が飾られたゾーンへ。

https://artexhibition.jp/topics/20230912-AEJ1582876/ 


1番最初はこの帽子とブーツの展示から、帽子の中でもソフト帽がズラッと並べられているのは珍しいと思いました。
これまでは王冠やティアラ、楊貴妃の簪など派手で目を引く被り物の展示が多かったんですよね。
ただ残念だったのが何故かどの作品で誰が被っていたのかの説明なし!
…いや、分からんって。
客席からはこんな風には見られないし、自分の好きな人の衣装でないと覚えてないもんじゃないですか、もしくは余程特徴があるとか。
そう、左端に展示されている水色のブーツが『異人たちのルネサンス』パレードにてまかさんが着用されたのだというのは分かるんです。
それ以外が分からない!

せっかく見に来たのにこのまんま謎で終わっては勿体ないと思い、人が少ないのもあって警備も兼ねて立っている阪急百貨店の方に聞くことにしました。
が、分からないので…ともう1人の方を連れてきてくださったにも関わらず分からない!
…えぇっともう明日で終わるんだけど、これまでこういう質問ってなかったのかな?
結局、解説パネルに掲載された写真のものですってことだったので必死に見比べて探るしかありませんでした。

判明したのは1番上の左端が『PHOENIX宝塚』プロローグで凰稀かなめさん着用していたプロローグで孔雀の羽根がついているもの。
1番下の列は全て『モアー・ダンディズム』で、真ん中のピンクでキラキラ付きは舞空瞳さん、その上赤いのが礼真琴さん着用のもの。
真ん中の赤いブーツは『ODYSSEY』で海賊みたいな衣装を着ていた彩風咲奈さんのもの。
…としか分からなかったんです。
全てのアイテムと解説の写真が該当がしないんですよ。
でもこれ以上の追及は無理だ…と諦めました。

帽子とブーツのコーナーの次はスーツコーナー。
マネキンが殿堂で使用されているものとは違っていて、『オーシャンズ11』のラスティや『アル・カポネ』のスーツはポーズしているのが新しかったです。
自分が立っているのと同じフロアに、しかも規制線などもなくギリギリまで近づいて衣装を見られるだなんて!
ラスティのシャツは開襟なのですが、開けている部分は普通にボタンホールがあって留める部分はマジックテープの仕掛けなのも確認出来ちゃうほどでした。

衣装は壁沿いにではなくランウェイだったりに展示されていると360度眺められるのが良かったです。
隣に並べるくらいなので、近さにもドキドキしました。

宝塚展ではお馴染みの組紹介パネルと映像があるのですが『1789』と『Xcalibur』は著作権の都合で使用が出来ないようでキキちゃんは常にまかさんに付き添われているのもツボでした。
成り立てトップさん、可愛いね。

『カジノ・ロワイヤル』の映像はル・シッフルをメインにまとめられていたのが面白かったです。
プロローグはル・シッフルの登場から、カジノはアナベルと腕を組んで歩いているところ始まります。
2人の会話がスメルシュについてというのが最高に怪しい。
バカラで対決のダンスが格好良いんだから、その後の「資金が焦げ付く!」は映さなくていいのでは?負けてますやん。
ラスプーチンでノリノリのとこや、訓練でいきいきしているところをピックアップすればいいのにとも思いましたが、愉快すぎるのかも。
急にさくちゃん(春乃さくらさん)の「私も訓練は受けているのよ!」が映るのだけど、何故?と思ったら、その直後にル・シッフルが現れるからなんですね。
新トップコンビ、まさかの共演場面はここだけだったんでしょうか、頑張って編集されてます。
ジェームズ・ボンドとのサーベルでの対決は優勢なところまでで終わりましたもの。
その後もフィナーレはただただキキちゃんメインだったので、いやぁまかさんのファンとしては新しかった。

さて、お待ちかねの撮影可能ゾーンは出口近くにまとめられていました。
トップスター5人のパネルとシャーロック・ホームズの部屋です。

タカラヅカニュースで輝月ゆうまさんと桜木みなとさんが展覧会の様子を紹介していた時に、何故柚香光さんのパネルを囲んでトークしてるのか気になっていました。
実際行ってみて分かったのですが、スペースの都合で1人で飾られているのは彼女だけだったんですね。
月城かなとさんは彩風咲奈さんと、礼真琴さんはキキちゃんと並んで飾られていました。
でもさ同期全員と記念撮影して欲しかったですよね。

そしていよいよシャーロック・ホームズの部屋!


ホームズの席は空けておいて、ホームズの私物には触れないでという諸注意にシルエットのイラストすら嬉しい。


簡易的ですけど、当時の雰囲気がよく出ていますよね。
やたら片付いているのと「VR」の弾痕が下気味なのが気になりますが、光るギミックがちゃんとついているのは感動的!


これ近づいて見るとギザギザに壁紙が破れているように施されていて、何と細かい!とビックリ。
そういえば殿堂にセットの展示はありませんでしたものね。


SNSで話題だった「嵐之」のシールは無くなっていました。
見たかったのに。


ご覧、切り裂きジャックが報道されているよ。
アノシャーロック・ホームズも興味津々です。
見出し以外は読めなくても構わないのだから、文字が印刷されているわけではないんですね〜。


ジョン・ワトソンのソファにも座ってみました。
中々に良い座り心地でしたよ。


今回間近で衣装を見て気づいたのですが、このドレッシングガウンは一見ベストとシャツを下に着ているようで、そう見えるように首周りだけ作ってあるんですね!
だって袖口にシャツはありませんから。
当時早替り大変じゃないかな?と気にしていたのですが、こんな工夫が凝らされていただなんて。
ガウンを脱いだだけで、もう次の衣装へと着替えられるようになっているとは凄いです。

もうこんな近くでまかさんの衣装を見ることはないんじゃないかな、お土産にまかさんのカスタマイズフォトも購入、ほくほくとした気持ちで帰ることが出来ました。
行くことにして良かったです。

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