『大逆転裁判2--成歩堂龍ノ介の覺悟』未だにクリアならず、というか2話が進まず夏目漱石さんったら被告のまんまである。

私が不甲斐ないばかりにゴメンよ、なんたって1の4話でも行き詰まり、2週間放置したくらいなんです。

ワガハイ、飼い主がいなくて寂しくないかな…。


そんな私が『大逆転裁判1-成歩堂龍ノ介の冒険-』を無事クリアしてから観劇が出来たのは本当に良かったです!


特にひろこちゃん(水音志保さん)演じるローラと奈央麗斗くん演じるパットの夫婦には、前もってゲームで知っていたからこそのトキメキがありました。

何故かお稽古が始まってから突然キャスト表が変わり、発表になった配役だったんですよね。

なるほど実際に観てみると、通りすがりという程ではないけれど物語のメインに関わる役ではありません。

だからこそ、ゲームやってなかったらこの2人何なの?となっていたこと請け合いでして、ひろこちゃんは大好きな娘役さんだけに前もってどんな役柄か知っておいて本当に良かったです。

あの夫婦、可愛いですよねぇ。


他にも裁判の場面ではプレイしていたからこそ陪審員に注目できたと思っています。

いや、だって志凪咲杜さんが演じているのがペテンシーなのは正解でしょう?

そりゃ配役名は「陪審員男(ピエロ)」だけど、あの髪色にあの髪型は絶対に意識してるし、本人がカツラを用意したにせよ演出家がそれで良しとしたなら意図してあの見た目なんですよ。

そうとしか考えられない!


それに衣装が凝ってる。

リユースとはいえピエロの衣装なんて宝塚にはいっぱいあるのに、あれ『エンター・ザ・レビュー」で樹里咲穂さんが着用していた物のはず。

要は大勢口の同じ衣装がたくさんある物ではなく、スターさんの一点物をわざわざ出してもらっているわけなんです。

何が違うって生地ですよ。

あのどっしりとした重そうな生地を使ったド派手な衣装こそペテンシーらしくて、演出家のこだわりを勝手に感じています。

あとアクションが大きめの志凪くんが見ていて面白かったし、それも原作のペテンシーの大振りなポーズを意識してるんじゃないかなぁと。


さて、気になっているのはとあるキャラクターについて。


ついつい嬉しくて原作ファンの方による感想ツイートを検索して読んだりしているのですが、あの…細長悟さんはいたのが正解なの?

それともいなかったの??


最初、細長もいた!との感想を見た時は、え?いたっけ??となったのですが。

幸い2度観劇出来ましたので、どこにいるってことになってるんだとメッチャ探しました。

あれですよね、陪審員男(ホテルマン)!

言われてみれば眼鏡が似ている。

似ているんだけど、そこしか記憶にないんですよ。

あとホテルマンの衣装がお帽子付きなので、髪型が似てるとかがなくて!

確認しようがないのも残念。


もしかして咳をしたり、血を吐いたりしてたんだろうか?

…さすがに喀血してたら気がついたはずだから、してないはず。

葵祐稀くんの生真面目にメモを取る芝居が印象的ではあったけど、それくらいしか覚えなくてゴメン!なのです。

だって陪審員席最上手って成歩堂龍ノ介さんの真後ろだから、やっぱり主役に目を奪われがち。


しかもお隣りのジャスミン(愛未サラさん)演ずる貴婦人はいかにもゲームに登場する陪審員のようにド派手でうるさいし(この芝居がまたコミカルで良し)、しかもそのさらに隣ではひろこちゃんが霊媒師という怪しい役でアノシャーロック・ホームズと何やら対決しているしで(同期♡)、目が、目が足りないよ!上手!!


ちなみに下手はかんちゃん(栞菜ひまりさん)がシャーロック・ホームズファンのようでイチイチ大喜びしているのが可愛いんだよね。

気の所為かもですが、ファン同士ヴィクトリア女王と分かち合ってる時がありせんでした?

あと何故か咲妃花ちゃんの市民は不貞腐れてません??

うん、下手も忙しいな。


というか、裁判の場面は長いだけあって見所満載なんですよ。

ゆいなちゃん(優希しおんさん)の踵落としは見逃せないし、公判1日目なんて陪審員席にいるブラッド(汝鳥伶さん)の動向がメチャ気になるじゃん!

何なら夏目漱石さんも見なきゃだし、裁判の展開に合わせて笑みの雰囲気が変わるアノシャーロック・ホームズさんも確認したいしで大忙し!!


だから結局、果たして細長悟さんが存在していたのか問題は分からないのでした。

これ、存在してた派と、していなかった派とでどちらが多いんでしょうね?

気になってます。


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