読み終える前にミュージカル『LUPIN』のビジュアルが公開されたので、ブックマークの機長がむしろお似合いになりました。

それはさておき。
改めて感想は書きたいのですが、簡単に一言で伝えるとしたら私には読みづらかった!
読みづらかったぞ、モーリス・ルブラン。

なんだろう、ちょっと文章が固い?
説明が難しい?
さくさく読み進めるのがしんどかった、こんなの初めてでした。
そんなに読書に苦手意識はないのになぁ。
古いとはならなかったんですけどね、なんたってシャーロック・ホームズシリーズが好きなくらいですし。

もうあと一歩なのにどうにも読み進められずにいたところへ、素敵まかさんのお姿!
お蔭で最後まで辿り着けました。
それくらい燃料を必要とする本でしたね、長い?とも違うと思うんだけど。
ミュージカル『LUPIN』がなかったら絶対に買ってなかったよ!

ところで、先に触れたようにシャーロック・ホームズシリーズが好きなのですが、何と巻末の解説をされているのがシャーロキアンの北原尚彦さん!
おぉ〜と読み進めて絶望したのは、「この『カリオストロ伯爵夫人』には、続篇がある」という一文。

なんとか、やっと読み終えたのに続き?
この一冊でカリオストロ伯爵夫人を分かった気になってはいけないってこと?!

そういや最初に決着がつくまでに四半世紀とか書いてましたね。
えぇー、この読みづらいのをもう1冊は…。
それともラウールがルパンとして活躍する物語はもっと楽しく読めるのだろうか?

実のところ『LUPIN』で小西遼生さんがシャーロック・ホームズを演じられるくらいなので、アルセーヌ・ルパンシリーズにはシャーロック・ホームズ的な存在が現れるんですよ。
まぁ、そのキャラクターが気にならなくもないのだけど、正典を全て読み終えてない初心者がアーサー・コナン・ドイルの描いていないシャーロック・ホームズに手を出すのもなぁだし。
もしアルセーヌ・ルパンシリーズで次に読むとしたら有名な『奇巌城』がいいかなぁとも思っていたので悩んでしまいます。

続篇のタイトルは『カリオストロの復讐』ですって。
…気になりますね。
何なら勝って欲しい。
だってカリオストロ伯爵夫人贔屓ですから。

宙組公演『大逆転裁判』が大変素晴らしかったので、今はゲームをやる方に時間をさきたいのが本音。
『LUPIN』の初日は11月だから、それまでには何とか読めるかなぁ。
少なくともまかさんは読むんだろうな。
それを踏まえて演じられる彼女を見るなら、私も作品世界に没頭する為に読んでもいいとは思うのだけど…。

ちなみに全部で何巻なんだろう?と調べたら、出版社によって違って大体20といったところでした。
そこまでの時間はないな。

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