
この世で一番好きなハリウッド映画は、間違いなく、バットマンです。。
ここ何年か、その順位はオイラの中で変わっていません。
ずっと好きです。
あの全体的に黒く暗い感じが特に好みなので、
カラフルポップなアメコミ風アニメとかドラマはあんまりですが、
設定や、ヒーロー感というか、
あの、みんなに歓迎されるわけでない、ダークな雰囲気が最高に好きです。
特に好きなのは3作目の『バットマンフォーエバー』でしたが、
その地位が揺らいでいます。
『ダークナイト』。
最高でした。。。。
まあ、とりあえず見てください。
故ヒース・レジャーのジョーカーは前評判通りの怪演で、
圧倒的な存在感が、もう忘れられません。
たぶん、もう当分、ジョーカーを演じれる人は現れないと思います。
あのジョーカーを見てしまったら、演じようと思えないと思います。
そのくらい、正直、こちらが苛ついてくるくらいの、
卑怯さとか、姑息さとか、残酷さがあふれていて、
本当に、利益では無く、快楽で悪を行う、
最低な悪者ものでした。。。
でも、
とてつもなく勧善懲悪的な設定のはずなのに、
それが感じられないのは何故なのか???
今までのバットマンシリーズは、
ブルース・ウェインの心の中にダークな部分があり、
ダークヒーローであるバットマンと言うところよりも、
ブルースの心の闇を描いたダークさだった気がしますが、
今回のバットマンは違う。
本当に、ダークヒーローでした。
ジョーカーが真の悪者として人に恐れられる存在であるのに対して、
バットマンは立場が不確定で、謎過ぎるから恐れられる存在というところでしょうか?
結局ダークヒーローであるという位置づけを持って、
初めて、バットマンとしての存在が確立できたのは、
まさに、ダークヒーローと言われるバットマンの正しい形だと納得。
映画を見ると、『ダークナイト』というタイトルの妙を感じますよ。
鳥肌が立ちます。オイラだけか。。。
バットマンは、結局、自己犠牲や完全な正義の精神によって、自らを闇の世界に陥れる。
だって、普通の人間はあそこまで正義を貫けないですから。
現在のオイラ達だって、自己犠牲の精神なんて格好付けて言っても、
自分が一番大事だったり、ただ自己陶酔しているだけだったり。
特別、ゴッサムシティが病んでるわけではないんでしょうね。。。
まさに、現代の社会を見せつけられているような重さでした。
でも、そこはノーラン監督、
しっかり、人間の中にある善の部分に希望を残しているあたりが、上手いなと思います。。。
人々が真にそこから抜け出せた時に、バットマンは真のヒーローになれるんでしょうな。
ただ、そんなの一生訪れないだろうから、
レイチェルと結婚できなかったんだ。。。
バットマンとしてはしょうがないけど、彼女の最後はちょっとかわいそうだったかな。。。
もし、ヒースが健在だったら、
あのまま、ジョーカーとバットマンの戦いが、
続編として製作されたのでは無いかと思います。
ハーレクイーンあたりも見てみたかった。
トゥフェイスやスケアクローらしき人物は出てきましたが、
オイラ的には消化不良。。。
あと、クリスチャン・ベール。
この人、私生活もとってもストイックそうで、
そのストイックさ、バットマンを演じている時はとても良いのですが、
美女をはべらせている人でなしの演技が、こう、いまいちエロい雰囲気が無い。
会議で居眠りしている時は人でなしっぽくてよかったけれど。
もうちょっと、プレイボーイな雰囲気が出ると、
カモフラージュしている感じが良く出るし、
笑いという面でも、ポイントになってよかったのではと思った。
しかし、全くド迫力で、
噂のトレーラーがひっくり返るシーンも、
ショッピングセンター内を疾走するシーンも、
頭を休憩させる時間を与えない、次から次へとどんどん進んでいく展開も、
本当にクリストファー・ノーラン監督の頭の中はどうなっているんだろうか?
と感心してしまいました。
これは、
星三つです~!!!
な感じなので、
エロなし笑いなし、
グロいところあり。
な作品ですが、
大丈夫な方はどうぞ。
映画館で見ておいてよかったと、
心底思っています。