孫子の兵法「最後に勝つ人」の絶対ルール/田口佳史
孫子の兵法といえば有名な書ですが
今回読んだのは、その超訳版で
すご~く分かりやすく
噛砕いた説明文もあるので
ビジネス書が苦手な方にも
おススメできる本です。
孫子の言葉で印象深いのは
「巧遅は拙速に如かず」
意味は、仕事の出来は素晴らしいが遅い。
かたや、出来はイマイチだが早い。
どちらが必要とされ、重要なのか?
それは、出来はイマイチでも
早い方(スピード)という意味。
そしてもう一つが「風林火山」
これは武田信玄の軍旗に
書かれていたという事でも有名で
疾(はや)きこと風の如く
徐(しず)かなること林の如く
侵掠(しんりゃく)すること火の如く
動かざること山の如し
知り難きこと陰の如く
動くこと雷震(らいしん)の如し
という事で
一つ一つの行動に全力で取り組み
メリハリをつける事が重要という意味。
この他にも
「戦わずして勝つ」
という言葉や意味も勉強になります。
内容によっては今の社会には
当てはまらなかったり
ボクの個人的な考えと
違うと感じるところもありますが
いったんは自分の中に落とし込み
素直な気持ちで
取り入れてみようと思います。
現在のビジネス書としても
十分、いや十二分に
活用できる書ですから
リーダー的存在の方には
おススメ本である事は間違いありません。
Koh
