アルジャーノンに花束を | 山梨発!いくつになっても進化成長したい社長の四方山話

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アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス



32歳になっても幼児なみの

知識しかないチャーリィ・ゴードン。

そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。

大学の先生が

頭をよくしてくれるというのだ。

これにとびついた彼は

白ネズミのアルジャーノンを

競争相手に検査を受ける。

やがて手術により

チャーリィの知識は向上していく…

天才に変貌した青年が

愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る

人の心の真実とは?

全世界が涙した不朽の名作。



今さらですが

不朽の名作、読んでみました。



IQが天才といわれる以上になり

専門家を凌駕する様々な知識を得

飛躍的に成長し世界が広がること…

それって人として

幸せなことなのだろうか?



人生にとって

本当に大切なことって

いったい何なのか?

といったことを

考えさせられる作品です。



確かにこの作品のまんまであれば

所謂頭が良くなるというか

良くなり過ぎるというのは

考えものだと思うし

その比較対象が

知的障害者ということ自体

あまりに両極端で

夢物語過ぎるのでは?

と、冷静に考えればそう思う。



まぁ、あくまで小説なので

そのへんのところは

ツッコまないことにして

ひとつの作品と考えると

やはり不朽の名作

といわれることに納得です。



11月21日、最後の経過報告で

アリスのことを

キニアン先生と呼び

それまでの関係をも

分からなくなったところや

もう一度頑張って

頭が良くなりたいと思う理由や

教授にアドバイスする

友達をつくる方法など

読んでいて

うぅ…ときちゃいます。





追伸…しかしながらボク等は

現実の世界で生きています。

人として成長し世界を広げ

知識を増やすことは

素晴らしいこと、だとボクは

思います。

そう思う中で、ボクにとって

いったい何が幸せなのか?

ということを深く考えさせられました。











Koh