朱川湊人/直木賞作家、大反響!
涙腺崩壊。
の文字に、ついつい釣られ買ってみました。
古き良き時代の東京・下町で起きる、7つの不思議な短編集
で、それぞれ「下町・アカシア商店街」を舞台にしているので、
7つの短編集がつながっていてナカナカ面白いです。
7つの話すべて「死」にまつわる内容で、切なくて哀しいのだ
が、下町の商店街独特の人情というか、人と人との繋がりと
いうか、どこかホノボノとした感覚を覚えました。
ちなみに、ボクの涙腺は崩壊しませんでした・・・が、ナンダカ
温かい気持ちになれること間違い無しなので、そんな感じをお
求めの方には、ソコソコお勧めです。
追伸・・・ボクたちが、便利さと引き換えに失ったものを、改め
て思い出させてくれる一冊です。
Koh
