皆様こんにちは
演劇にも映画と同じような公開レビューサイトを広めよう
このテーマについてネット上でもリアルでもいくつか意見を頂いて大変参考になりました。自分の考えをより明確化出来ましたし素人考えの穴を教えて頂きました。この穴は今後もいくつも見つかると思いますがどうぞよろしくお願い致します。
まず演劇の評価には大きく芸術面と制作(興行)面の2つがあり、前者の責任主体は演出家であり後者は制作興行主であることを演劇業界の方のブログから教えて頂きました。
芸術面とは当然作品のコアに関わるテーマや表現についてであり、制作面とは劇場環境やチケット販売等の興行の流れに関する問題です。
すると常日頃から私が2.5次元業界に疑問を持ち機会あるごとに発信してきた内容はほぼ後者の問題だということになります。
①大御所の伝統芸能や舞台ミュージカル宝塚等を含めた演劇界全体で最も高い、あるいは同水準のチケット代になっていること。
②舞台への近さや見え方によってチケット代が変えられ客はそれを選べるという演劇界では当たり前の客に対するフェアな取組みが一切消失していること。2.5界では見切れ席含め、最近では立ち見席まで、全ての席が同一の高額料金となっているのが標準である。
③チケットとグッズの抱き合わせ販売が横行している。強制的で選択肢が無い場合もある。
④その他にも不透明で疑問を持つ興行が増え、それらが全て客に取って不利に働いている。
⑤以上のような2.5界を支える客は殆どが20〜30代の若い女性達であり、いったいいつまで支えられるのか懸念される。
以上のような2.5業界の興行の実態は他の演劇のジャンルからはすっかり悪い方に浮いてしまっています。
しかし芸術面としては強みのエンタメ性を維持しながら様々な伝統芸能やあるいは宝塚など、ジャンルを越え実験的に融合しながら新たな道に挑戦したりしています。
今後も演劇界全体のトレンドをリードしていってくれないかと私自身は期待しかありません。
それが故に興行面の深刻な問題を何とか出来ないかと考えてしまいます。
業界内部の深い事情を知らない外の人間が出来ることは限られています。しかしお代を払い時間を捧げて参加し当事者となった者として外からの風は吹き込むことが出来ると思います。それが例えば感想や意見をどんどん挙げていくことだと思います。
CoRichという演劇のレビューサイトがあり私も利用させて頂いてますが、主催者の高野しのぶさんによると舞台の芸術面の評価に特化しているとのことでした。
すると興行面での評価も書ける所が必要です。既にあるかも知れませんが私のイメージではYahooや映画.comのような非常にポピュラーなものの演劇版が必要に思います。このようなサイトの映画文化への貢献を思うとその恩恵をぜひ演劇にも、と思ってしまいます。
もちろん光ばかりでなく影の面もあるでしょうが天秤に掛ければはるかにメリットが大きいと思います。何より演劇全体の垣根が低くなり更に広く認知されることで2.5次元の特殊性閉鎖性が開放され非常識な慣行に常識的な風が当てられると思います。
オタクメンタリティに支えられてきた事情もあり殆ど無批判無条件に持ち上げられてきた弊害が先述のような興行面の横暴だと思います。
今後も更に発展してほしいからこそ観客は我慢などせず率直に意見を述べてこの異常さを修正して末永く支えて行ける環境にしようではありませんか。広くポピュラーなレビューサイトの存在は支える若い人達にも良い風を当ててくれると思います。