気配 | 道の途中のブログ

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          気配
 
 
       ぽろんと寂しさを鳴らすと
       枯れた冬の音がした
 
       悴んだ(かじかんだ)心を温める
       術は何も無く
       言葉を振るわす感情は何処にも無い
 
       落とす涙に理由(わけ)が必要なように
       冷たい風にだって吹く意味があるはず
 
       無言で ずっと 春までの間
       心を閉ざして修行僧になる裸木たち
 
       芽吹きという言葉が念仏のように
       風の瀬に鳴り響く
 
       窓越しに見えた光の中に
       新しい季節が眠っている
 
       まだ硬い蕾のままで・・・・
 
 
          
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イラストは借り物です