哀しみ



      落ちてきた

      ひとひらの哀しみ


      それは

      とても小さな

      手の中に

      包み込めるほどの

      些細な哀しみ


      でも

      そんな

      哀しみでも

      心に触れると

      とても冷たい


      まして

      夜の寂しさに

      溶け込むと

      哀しくてしかたない


      心の小さな

      暗い部屋に

      届いた

      冷たい手紙


      涙で

      その文字を

      溶かしてしまいたい



        
     道の途中のブログ