朝 朝 まるで はにかんでいる 静かな海 夜更かしした 風は まだ眠たそう 時は まだ 酔うことを 知らない 深緑の小舟は 微風に 帆を膨らませ 祈りのような 静けさの中 空が 口を 大きく開けると 錨をあげた 白い雲が ゆっくりと 船出する 真っ赤な 銅鑼のような 太陽が 音も無く 祝福すると