朝



     まるで

     はにかんでいる

     静かな海


     夜更かしした

     風は

     まだ眠たそう


     時は

     まだ

     酔うことを

     知らない


     深緑の小舟は

     微風に

     帆を膨らませ


     祈りのような

     静けさの中


     空が

     口を

     大きく開けると


     錨をあげた

     白い雲が

     ゆっくりと

     船出する


     真っ赤な

     銅鑼のような

     太陽が

     音も無く

     祝福すると




       
     道の途中のブログ