原:今回はスペシャル企画として、公認会計士試験・新司法試験という二つの難関資格を突破されたTさんに資格試験勉強の極意を伝授していただきたいと思います。まずは、Tさん新司法試験、合格おめでとうございます。


T:ありがとうございます。


原:試験勉強について伺う前にTさんの経歴を教えてください。


T:大学2年で会計士試験の勉強を開始して4年のときに2次試験に合格しました。そして、次の年から法科大学院に行きながら会計士の実務経験を積み、法科大学院の3年生の時に修了試験を受け合格、公認会計士登録をし、卒業後の今年の新司法試験で合格しました。


原:すべてストレートで合格ですね。すごい…。国家三大資格のうち2つをストレートで取ってきているTさん…ついでにもう1個いかが?


T:無理ですから(笑)


原:しかし2つの難関試験をストレートで合格するなんて、受験生が喉から手が出るほど知りたいような独特の勉強法があるのではと思います。公認会計士試験において、勉強方法で悩む受験生はかなり多くいます。実際私が受験生だった時に勉強方法で悩む時期もありました。今日はTさんに勉強方法について質問させていただきますのでよろしくお願いします。


原:まずは、一日あたりの勉強時間って大体どれくらいでした?


T:そうですね、一日勉強できる環境がある場合とかは9時間くらいやるときもあったんですけど、学校があるときや部活にいくときには半日とか丸一日時間がとられますので、ホント朝の2時間しかできない日とかもありましたし、勉強時間は結構でたらめだったんで何時間って言うのはちょっといいにくいですね。


原:ちなみにその部活とかっていつ位までやってたんですか?


T:一応あの~受験の時もやってました。


原:えっ?受験の時って試験日直前までですか?


T:はい…試験日の3日前まで弓ひいてましたね~(笑)


原:じゃあ授業と部活の以外の時間を見つけて勉強していたわけですね。


T:そうですね。まぁ空き時間は全部勉強に突っ込んでました。電車の中とかでもずっと勉強してましたし。カードやテキスト一冊持っていればホントに端から読めばいいので、細切れの時間って必ずなにかやってましたね。『○○がないから勉強できない』とかはやめるようにしてました。


原:難しい試験を2つも合格している人って時間の使い方が全然違いますよね。ちなみに勉強がストレスに感じたことやスランプに陥ったこととかありますか?


T:成績が悪かったことはあったんですよ。年明けの1月とか2月とかの結構上級生の時って短答模試の簿記で3点しか取れないことが2回続いたりとかしたんですけど、その時には既に過去問を見ていたので、こんなに本試験が難しくないってことを知っていて、本試験では解けると思っていたのでそんなにスランプって感じには陥らなかったです。


原:答練や模試って本試験レベルよりも難しいときってありますからね。


T:教育的効果としてあれはやっておくべきでしょうけど、それで解けなくても直ちにへこんではいけない。本試験のときに解けるようになっていればいいんですから…と思ってやっていればそんなにスランプに陥ったりするようなことはないんじゃないかと思います。でもスランプには陥らない代わりにすごい不安はありました。絶対に受かるのかって言われると不安だったし、公開模試受けるときまで自分がどれくらいなのかっていうのは全然分からなかったので最初は不安でしたね。