耐震云々とか言われても、
地面自体が上下左右してしまったら、どうにもならないと、
より一層現実を突き付けられた今回の地震。
我が家がある地域は、元々は沼田。
もう、字を見ただけで、
「思いっきりズブズブです~」って感じ。
震度6弱で、しっかり液状化されるのが目に見える地域です。
で、マンションの場合、倒壊を防ぐために、
支持層まで杭を打っているはずなんですが~…
(数年前に大手であっても、杭打ちデータ改ざんあり)
これを個人で地盤改良なんてことをしようとなると、
かなりの費用を負担しなければなりません。
高齢者の多く住む地域の場合、
自分の家がどんな土地に建っているのか、
たとえわかったとしても、年齢と費用面から、
工事をしようと思うお宅も少ないと思われ…
行政だって、液状化する場所はしっかり把握していても、
税収面で優先出来ないと判断したら、
大地震が来ないことを願うだけです…っとなっても、
仕方ないのかもしれないけれど、
「国が調べてくれなかった」とか「なんとかなる」とか…
2020年から群発地震が続いていたにも関わらず…
…ありえないんですけど~ っと言いたくなります。
「地震は必ず来る!」前提で予算組んで、
たとえば、景観を損なわない(観光資源)ように、
木造建築に防火対策として液体ガラスの施工をするとか、
少しでも万が一に備えていたら、
火災だけでも防げたかもしれない…っと思えてならず…
税金を徴収している側が、もう少しきちんと考えていれば…
そういう思いがムクムクと出てきて、
残念な気持ちになって仕方ないアタクシなのでありました。