タウンニュース相模原中央区版6月13日号(少し古いですが…)によりますと、大野北地区で来年2月から、コミュニティバスの実証運行が開始される予定だそうです。ちなみに、実現すれば市内では橋本駅と相模川自然の村を結ぶ「せせらぎ号」に次いで2例目で、中央区内では初の運行となります。
 概要は以下の通り。

【バス】30人ほどが乗車できる小型ノンステップバスを使用
【ルート】淵野辺駅から矢部駅を通り馬場交差点(町田街道)を経て淵野辺駅へと循環(1循環50分を想定)
【運行距離】9・4Km
【運行時間帯】平日午前7時台〜午後7時台、土休日午前8時台〜午後6時台
【運賃】大人初乗り170円(最大210円)
【停留所】20カ所を設ける予定

 地元の方々にとっては、念願のコミバス運行ですが、問題は厳しい運行条件をクリアできるかどうかの一点。
 ちなみに、運行条件とは、

【1】1便あたり輸送人員が10人以上
【2】運賃収入が車両代等を除いた経費の50%以上

という二つ。これらの条件をクリアすることが本格運行への条件ですし、仮にクリアできたとしても、本格化移行後も2年連続で条件を満たさなければ廃止となってしまいます。
…正直申しまして、町田駅ルートの二の舞になるのではないか、と個人的にはかなり悲観しています。
 地元の大学の学生さんが手がけたバスの車体デザインの選考を地域投票で行っているそうですが、多くのお客さんに利用してもらうためには、さまざまなアイデアを出し、可能な限り積極的に実現させていくことが必要です。
 あと、記事によりますと、車や自転車の利用が困難な高齢者などの日頃の移動手段を確保するためのバスとしつつも、ルートの一部である町田街道沿いの住民や、淵野辺・矢部駅を利用する学生を対象に、利用促進を図りたい考えだそうですが、それならなおのこと生半可なアイデアでは利用促進は困難だと思います。くどいようですが、町田駅ルートを散々見てきましたから…
 とにかく、コミバスが存続する鍵は、地元の熱意! この一点に尽きます。どうか沿線の方、コミバスが試験運行された際には、可能な限り利用してやって下さい。