以前秦90系統と全く同じルートなのに、なぜか深夜バスは秦65系統という話を書きましたが、今回もそんな感じの話を書いて行こうかな、と。
 今回取り上げるのは綾76系統。ちなみに、綾76の「綾」は綾瀬営業所の「綾」ですが、綾瀬営業所は神奈中バスの綾瀬営業所ではなく、相鉄バスの綾瀬営業所…
 系統番号を付番する場合、神奈中バスでは起終点のどちらかの一文字(原則は頭文字)をアタマにつけるため、本来であれば相武台前の「台」かさがみ野の「さ」を付けることになります。
 ところが、こちらの綾76系統、元々は相鉄バスのみが担当していて、後に神奈中バスと共同運行になったため、相手の流儀に合わせて「綾76」となったわけです。
 そして、月日は流れ、相鉄バスが綾76系統から撤退したため、神奈中バスの単独運行に。本来なら、このタイミングで系統番号を変えればよかったのですが、変えなかったため、現在に至る…ということに。
…というわけで、不本意ながらも、他社の営業所名をアタマに付けた唯一の系統として、綾76系統は今でも活躍しているというわけです。メデタ…くはないか。
 ちなみに、相鉄バスと共同運行している系統に、海老名~寒川線がありますけど、なぜか相鉄バスは「綾73」、神奈中バスは「海73」と両雄(?)相譲らずの格好となりました。「綾76」の悲劇(???)を2度と繰り返すまいという神奈中の決意が垣間見…えるということはないか。あ、しまった! 「海73」「綾73」でひとネタ書けた!

【追記】
 相鉄から神奈中への移譲といえば、細谷戸第5発着の旭30と旭31。こちらは移譲時に境30と瀬31にチェンジできたんですけど…